目からウロコ!ホリスティックビューティアドバイザーの「キレイに差が付くコスメの選び方」

年齢を重ねるごとに、少しの体調不良やストレスがすぐに肌に現れたり、以前に比べて肌荒れが直りにくくなったり・・・。
「外からお肌をケアするだけではもう追いつかない」と感じることはありませんか?

私自身、シワやフェイスラインのたるみが気になるだけでなく、睡眠不足があからさまに肌に出るようになったり、ちょっとした傷がいつまでも治らなかったりという「肌老化」をひしひしと感じています。(´;ω;`)
徹夜してもまだまだ元気、傷の回復も早かったあのころが懐かしい・・・。

若いころは多少のことでは動じなかった肌も、年齢とともにその機能は衰えていってしまうもの。
特に敏感肌の場合、炎症によるダメージを受けたり外部刺激にさらされやすかったりと、健康な肌に比べて老化が早いと言われています。

皮膚は単に「体を覆う膜」ではなく、人間の体の中でももっとも複雑な臓器のひとつなんだとか。

だからこそ歳をとればとるほど、日々の生活や食べ物、ストレス、そしてスキンケアを含め、いつまでも若々しく健康で美しくあるためにもっと全体的なケアを考えていくべきなのかもしれません。

なんて考えているところで、ホリスティックビューティーという言葉に出会いました。
「ホリスティック(holistic)」とは、「全体的な、包括的な」という意味です。皮膚や外見からだけでなく、体全体や心のバランスも含めて美しさを考えていくのは、大人の女性として理想的ですよね。

ホリスティックビューティー

NPO法人日本ホリスティックビューティ協会主催の「キレイに差が付く。コスメの裏側の読み方」というセミナーが行われることを知り、ホリスティックビューティー目線で選ぶコスメってどんなものなんだろう?と興味がわいたので、参加してきました。今日はそのレポートをお届けします!

 

ホリスティックビューティー協会とは?セミナーの様子は?

日本ホリスティックビューティー協会は、ビューティアナリストの岸紅子さんが会長をつとめる団体です。

美容家の吉川千明さんや、知花くららさんや森理世さんをミスユニバース上位に入賞させたビューティエキスパートのイネス・リグロンさんも名誉顧問として名を連ねています。

ひとことで言えば「体の健康と心の健康のつながりを意識し、自分の内なる声に耳を傾けましょう!」というのがホリスティックビューティー協会の主旨です。(ものすごく乱暴に短くまとめました・・・詳しくは公式サイトを見てください)

怪しい団体ではないとは分かっていても初めてこういったセミナーに参加するので、申し込んだのはいいもののどんな雰囲気なんだろう?とドキドキしていました。

会場の様子

セミナーが行われたのはオーガニック食品を主に取り扱うスーパーにあるちょっとした会議スペース。

テキストとお菓子が準備されていました。当日は台風が接近中で欠席された方がいたこともあり、受講生が7名ほどのこじんまりとしたアットホームな雰囲気の中セミナーがスタートしました。

講師の先生

右が主催者の高井里奈先生。
左が講師でホリスティックアドバイザーの林田七恵先生です。
林田七恵さんは私も大好きなオーガニックブランド「HANAオーガニック」の代表でもあります。

おふたりとも美しいだけでなく、話し方や立ち居振る舞いも素敵な女性で「ホリスティックビューティーとは何か」を目の当たりにしたような気がしました。

 

見た目年齢を左右する3つのポイントとは?

お肌の老化は誰にも訪れます。でも同じ年齢なのに10歳も若く見える人、逆に10歳も老けて見える人も・・・。

そう考えると、「年だから仕方ない」というのは単純には当てはまらないように思えます。その差はいったいどこから生まれてくるのでしょうか。できることなら、もちろん前者になりたいですよね。

見た目年齢を左右するポイントとは

  1. 自然老化
  2. 女性ホルモンの影響
  3. 環境老化

の3つだそうです。

 

1)の自然老化とは、誰にでも訪れる年齢によるもの。
もともとの肌質にもよる部分もありますが、自然老化は誰にでも平等です。これだけはどうしても避けることができません。

2)の女性ホルモンの影響とは、「エストロゲン」というホルモンの分泌量によるものです。
エストロゲンはお肌のコラーゲンの生成に深いかかわりがあるので美肌ホルモンとも呼ばれています。

この美肌ホルモン、30歳をピークに急激に減少していきます。30を越えたあたりから急激にお肌の変化を感じるのはこのためでもあるんだとか。

見た目年齢の違い

でもこの女性ホルモンの分泌量、かなりの個人差がでてきます。
生理の周期の正確さが人によって違うことや、更年期の症状が重い人や軽い人に分かれることにもそのことが現れているので、なんとなく分かりますよね。

女性ホルモンは自律神経と密接な関係にあります。
生活習慣の乱れやストレスなどによって自律神経が乱れると、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなってしまいます。また、女性ホルモンは血流に乗って全身をめぐることで初めてその働きを発揮するもの。冷えや血行不良などによって、その働きを妨げている場合も・・・。

ひとりの女性の一生のうちに出る女性ホルモンはティースプーン1杯ほどだそうです。
それでも女性ホルモンは体中に影響を与え、美しさや体調に大きく関わってきます。

心身ともに健康で規則正しい生活が自律神経を整え、女性ホルモンを有効に働かせれば大きく見た目年齢に影響を与えることができるというわけです。

スキンケア

そして3)の環境老化。
紫外線や大気中に漂う化学物質による影響やどんなスキンケアをしているか
がこの「環境老化」に当てはまります。

人の肌の中で、環境老化をあまりしていない部分と顔の肌を比べてみると、自分の本来の自然老化がどの程度の状態なのかを知ることができるそうです。

それは、腕の内側の肌または胸の肌。
そう言われてみれば、腕の内側や胸の皮膚はキメも細かいですし、シミやしわもありません。
そしてさらりとしています。・・・顔の状態とはずいぶん違うことを思い知らされます ( ꒪A꒪)

顔の肌は常に外気にさらされ、紫外線にさらされ、メイクを施されるという過酷な状況にあります。
その中で、どんなスキンケアをしているかは見た目年齢を左右する大きなポイントになります。

朝晩2回、365日のスキンケアが却って肌を傷めていたら・・・?それが何年にも渡って積み重なったら・・・?

だからこそ正しいスキンケアを心がけ、自分が使う化粧品のことをしっかり理解する必要があるよ!というわけです。

 

化粧品は大きく3つに分かれている

普段なにげなく使っているスキンケア化粧品。大きく分けると3つになります。
「医薬品」「医薬部外品」、そして一般の「化粧品」です。

化粧品分類

医薬品と医薬部外品(=薬用)は国に認可された有効成分を配合しています。
そのため「効果」を謳うことができることになっています。
医薬品は主に医師の処方で使用されるものや薬局などで扱われているものなので、いわゆる「化粧品」とは少し違う存在です。

この3種類をさらに細かく見てみると以下の図のようになっています。

化粧品分類詳細

薬用化粧品には、ニキビ用、美白、アトピー向けなどさまざまなものがあり、それぞれの有効成分の効果・効能を謳うことができます。

また、国が認可した有効成分を配合しているので、一般的な化粧品より効果が高い(場合が多い)です。
が、どんな薬であっても作用があれば反作用(副作用)もあるもの。

今回のセミナーで特に印象的だったのは、「薬用化粧品は短期的に上手に使おう」「3ヶ月使って効果を感じなかったら他のものに変えよう」という言葉です。

たとえば市販の胃薬や風邪薬を飲んでも効かなかったら、別の薬に変えますよね?
そして症状が治まったら飲むのをやめるはずです。胃薬や風邪薬を予防のために飲む人はいません。
そう言われて、ハッとしました。

私にとっては、この考え方は目からウロコでした!だって、薬用化粧品ならすごく効きそうだし安全そうなイメージだから、ずっと使ってもいいものだと思っていたんです。

でも「薬」を常用することは、本来自分がもつ自然治癒力の働きを低下させてしまうことにも繋がります。
ここぞというときに使ってこそ薬ですよね。

そう考えると、普段のスキンケアは「保湿」と「肌力をアップさせる」ことに重点を置くべきなんだと思いました。
このことが分かっただけでも、今回のセミナーに参加した意義があったかもヾ(´∇`)ノ

 

何に気をつけて化粧品を選ぶか?3つのポイント

お肌のために

そうなると必然的に、じゃあどんな化粧品がいいの?ということになりますよね。

もちろんそのことについても教えていただきました。

皮膚の常在菌のバランスを崩したり、毛穴や汗腺など皮膚本来の働きを妨げるものをできるだけ避けよう!というのがホリスティックビューティーアドバイザー的コスメの選び方。

とはいえ、化粧品の成分ってすごく複雑で、普通の人は全成分表示を見てもパッとそれがいいものか悪いものか分かりません。

そこで押さえておきたいポイントは3つ。

  1. シリコン(ジメチコン、シクロメチコン、○○コポリマーなど)を使っていない
  2. 防腐剤にパラベン、フェノキシエタノールを使っていない
  3. ミネラルオイル(鉱物油)を使っていない

本当は他にももっともっと、こだわり始めたらきりがないほどいろいろあるようですが、まずはこの3つを覚えておくことが「見た目年齢10歳若く」に近付くための化粧品選びのスタートです。

最近、ノンシリコンシャンプーが話題で実際使っている人も多いと思います。

シリコンは髪の表面をコートしてつるつるの手触りにしてくれますが、頭皮や毛穴にとっては良くないものとして敬遠する人が多くなりました。
ノンシリコンシャンプーに変えてから背中ニキビができなくなった!という声もよく聞かれます。

シリコン

ところがこのシリコン、多くの化粧品にも「手触りをよくする」という目的で配合されているそうです。
頭皮や毛穴によくないものとして認識されるようになったシリコンを、顔のスキンケアに使うのは避けたほうがいいというのは当然の流れですよね。

ところが全成分表示を見ても、「シリコン」と書かれているわけではないところが厄介なところ。
しかも種類がものすごくたくさんあるんです。

すべて覚えることは不可能に近いので、「○○メチコン」「○○コポリマー」と書かれているものを避けることから始めてみましょう、と教わりました。
多くのシリコンには「シクロメチコン」のようにメチコン、コポリマーなどの文字が付くからです。

2)の防腐剤にパラベンとフェノキシエタノールを使っているものを避けましょう、というのはアレルギーを起こす可能性があることや長い目で見ると皮膚への影響が懸念されるからだそうです。

開封して使っているうちにすぐに腐ってしまっては困るので防腐剤は大切なものでもあるのですが、お肌に影響しにくいものを選びたいですよね。

成分表示

最近はオーガニックコスメを中心に、防腐効果と同時に美肌作用をも持つダイコンやクロヤナギ由来の成分が使われることが増えてきているとのこと。どうせなら、そちらを選びたいものです。

そして最後に、ミネラルオイルを使っていないこと。

ミネラルオイルというのは、石油から作られた鉱物油で「流動パラフィン」とも呼ばれています。
ミネラルオイルは精製度が高く刺激が少ないことからベビー用のスキンケア用品にも使われているものではありますが、植物性の油脂のほうが美容成分を多く含んでいる上に、それらを上手く組み合わせてヒトの肌の脂肪分のバランスに近付けているため肌なじみが良く、皮膚の活動を妨げにくいそうです。

今だけの手触りや見た目を重視するのではなく、自分の皮膚本来の働きを妨げず手助けをしてくれる化粧品を選ぶことで10年後20年後の肌に大きな差ができるはず。自分の肌に付けるものはよく吟味して選びたいですね!

 

今回のセミナーに参加して思ったこと まとめ

ホリスティック

自然老化、女性ホルモンの影響、そして環境老化。
3つのポイントが見た目年齢や将来の自分の肌を変えていくことを心に留めて、スキンケアや毎日の生活習慣を見直していきたいなーと思いました。

ちょっと食事の内容を振り返ってみたり、いつもエスカレーターを使うところを階段を使ってみたり、化粧品の全成分を見てみたり、そんなちょっとしたことの積み重ねで「キレイ」は作られていくんですね。

まずは自分のできることから。がんばりすぎず、自分をしっかり見つめなおすことから私の「ホリスティックビューティー」への道が始まりそうです。

 

yaji 今回の講師 林田七恵さん開発のオーガニックコスメはこちら

 

この記事を書いた人

管理人yo-ko

40代乾燥性敏感肌のコスメコンシェルジュです。

美肌のために、食べものにもなるべく気を付けているつもりですが、最近はソフトクリームの食べ比べにハマっています。